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暮らし in 東京

マイホーム購入に踏み切れない人へ

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マイホームを購入するか、賃貸に住み続けるか、ある意味人生を左右する大きな決断です。どちらが正解かは分かりませんが、「今の自分にはこれが正解!」と確信したいもの。そんな時はいくつかの視点で考えてみましょう。

 

世の中の人はどっちを選んでいる人が多い?

住宅・土地統計調査(2013)によると持ち家世帯率は61.9%。世の中の半分以上の人が持ち家に住んでいることになります。ですがこれはもちろん持ち家率の高い高齢世帯を含んだ数字。ライフスタイルに変化が起き、購入を検討し始める30代ではどのくらいかというと、なんと46.1%。これを高いと見るか低いと見るかは価値観によりますよね。ちなみに僕は意外と高いと思いました。住宅は人生で一番大きな買い物。30代で半分以上の人がその決断を経験していることに驚きです。

 

家族構成による判断の基準はあるか?

それでは家族構成による持ち家率に違いはあるのでしょうか?子どもがいると大きい家に住みたくなるもの、しかし賃貸で4LDKなどの広い家は意外と少ないものです。二世帯であれば今後も住む地域が変わりにくい、資金面でも購入を検討しやすいなどそれぞれの家族構成により価値を感じやすくなることも。家族構成別の持ち家率はデータがなく判断はできませんが、40代以降の持ち家率が56%と半数を超えることから、子どもや親の介護など「家族構成に変化が訪れるタイミング」でマイホーム購入に踏み切っている人が多いと言えそうです。

 

ライフスタイルによっては正解がある?

マイホームを持つか賃貸で過ごすかはそれぞれの価値観、人生の考え方によります。会社勤めで転勤があり仕事優先の人は賃貸の方が合っていると言えます。逆に自営業、もしくは会社員の方でも地元の会社で働いている人はマイホームを購入しても問題ありません。

 

大金をはたいて購入するマイホームですから、せっかく買ったのに仕事の関係で満足に住めないまま貸し出す・・・なんてことにはしたくないですよね。でもやっぱり庭付き戸建てで子育てしたい!など思い描くライフスタイルがある場合もあるでしょう。

 

購入か賃貸か、どうしても迷ったら

人生でおそらく一度だけのマイホーム購入。大いに悩みましょう。どうしても迷ったら、自分がどういう人生を送りたいかを考えてみることです。頭金やローンの問題、会社で転勤の可能性が・・・、それを一度全部置いといて、全てクリアになっていたらどうしたいかを考えてみてください。意外と全部忘れて考えてみると、本当に自分が大事にしたいことが見つかるかもしれませんよ。