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暮らし in 東京

ちょっと待った!住宅ローン借り換えの落とし穴3つ!

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住宅ローン、僕は抱えています。

同じような方、少しでも安くしたいですよね。

 

ローンがなかったら生活がもっと豊かなはず、と妄想が働くことは日常茶飯事。

 

全額はムリでも、借り換えをすることで月に1-2万でも浮いたらおいしい外食に、趣味に、将来に向けた貯蓄や投資、教育資金に、と考えてしまいます。

 

借り換えを検討されたことはありますか?

 

僕は最近検討した結果、「借り換えしない」という結論になりました。調べてみてそのように感じた理由は3つ。

 

①手数料がかかる!くぅー

借り換えをするということは、借りている銀行にお金を返して、新しい銀行にお金を借りるということです。

当然ながら新たにお金を貸してもらう銀行には手続きの料金を払わねばなりません。それが手数料です。

 

手数料の種類はいくつかあって、事務手数料や登記関連費用などがあります。事務手数料はそのままですね。登記関連手数料は登録免許税や司法書士に払う報酬などが含まれます。

 

例えば、事務手数料が借入金額の2.16%だったとすると、3,000万円借り換えた場合、

 

3,000万円×2.16%=64.8万円

 

倍の6,000万円借りると単純にその倍ですね。

100万円を超えます。

 

月々の支払いに1万円差額が出たとして、元を取るまでに3,000万円でも65か月、つまり5年と5か月かかります。

 

35年ローンで先が長ければ短く感じるかもしれませんが、5年後のローン事情が変わっていたら、と考えると少し不安になりませんか?

 

②手間がかかる!げぇー

実際はこれがかなりあると思ってます。そうです、借り換えは手間がかかるんです。しかも、一度経験しているからこそ、その大変さが分かる。ただここはネット銀行などを選択肢に入れることで緩和することができる項目です。

それでも、現在の借入先、未来の借入先と、2つの対応をするのはまとまった時間が取れないと、厳しく感じてしまいますね。

 

③保証料が返ってこない!ぷぅー

最後に、保証料の返還です。現在の借入先で保証料を一括で払ったあなた。返ってこない可能性があります。

そもそも保証料は一括で支払う方法と、分割して月々の支払いに利率を上乗せする方法があります。変動金利の場合、金利上昇の影響を受けない点が、一括で支払うメリットになります。ただし、今回のように借り換えを検討した時には、保証料が全額返ってこないというケースに該当するかもしれません。

一度、借入先にお聞きいただくことをお勧めします。

 

以上が、住宅ローンの借り換えがオトクじゃない3つの理由です。

 

もちろん、手間はかかっても、差額が大きく出るならやるべきと言えます。ただ今回のような点を最低限踏まえた上で、検討すると、間違いがないですよ。